7月14日(土)東淀川区ボランティア・市民活動センターにおいて、ほほえみカーニバル2018が開催されました。
センターが開設されて丸三年が過ぎ、すでに、カーニバルは地域の方の楽しみの一つ。
熱中症厳重警戒とテレビで報道される中、ほぼ館内での催し“ほほえみカーニバル”は絶好のイベントであり、大勢の方が、喜んで遊びにきました。
ほほえみカーニバルは、ボランティアが作り上げるお祭りです。
「お久しぶり。去年もご一緒しましたね」
日ごろ、顔を合わす機会の少ないボランティアグループ同士の交流も楽しみです。
忙しい中にも、会話を交わし、繋がりが深まります。
それぞれのボランティアグループが、日ごろの活動を生かし趣向を考えて、カーニバルを盛り上げました。
ボランティア体験の手話コーナーから、賑やかな笑い声が聞こえてきます。
「スイカは、どうやって食べる?」スイカを頬張り、種を飛ばすジェスチャーの子ども。
ジェスチャーから、すんなりと手話を覚えていきますが、学ぶというよりお喋りをしている間に身体に入っていく感じです。
音訳コーナーでは、マイクを前に緊張の奥様方。こちらも、賑やかな笑い声が上がっています。日ごろ、マイクを持ってカラオケを歌うことはあっても、文章を読むということは少ない面々。しかし、なかなか堂に入ったものでアナウンサーのようです。パソコンに録音された声を、みんなで聞き「いい声やん」と称えあうのも楽しい時間でした。
子どもたちが一目散に駆け込むのは、ゴム鉄砲や小物の手作りコーナーでしょうか。
ゴム鉄砲で、狙う姿は真剣そのものです。
工作コーナーでは、大人も欲しくなるような可愛いしおりやマスコットを作り上げました。ボランティアたちは、コツを教えてあげながら、ここでも笑顔がいっぱいです。
大人に人気だったのは、癒しのコーナーのツボ押しやハンドマッサージです。
「気持ちいいマッサージをやってくれるで」と口コミで広がり、大賑わいです。
子どもの付き添いで遊びに来たつもりだったお母さんたちも、思わぬご褒美タイムをもらっていました。
ステージでは、ゴスペルの歌からミュージカル人形劇、パネルシアターや絵本、手品まで、ボランティアの皆さんのプロはだしの腕前で、満員の観客は拍手喝さいでした。
どのブースもステージも笑顔であふれているのが印象的なカーニバルでした。
帰る人並の中から「来てよかったなぁ」という声が聞こえてきました。
センターが、またひとつ地域に溶け込んだの感じる一瞬でした。
ボランティアの力で、カーニバルができる。そして地域に笑顔があふれ、一つになることができる。そんなことを確信した一日でした。
暑い中、参加された皆様、お疲れさまでした。
来年も、またお会いしましょう。
文責:ボランティア記者